個人的野生杯考察+大会の感想

どうも、ジュニーです。

Twitterで相互フォローしているカビ丸さんという方が、「野生杯」という仲間大会を開催しました。
ざっくり説明すると
剣盾において野生で捕まえられるポケモンを、ダイマ飴投与や技変更含め一切育成することなくそのままの状態でバトルするという、シングルバトルの大会
…といった感じです。NN変更・二つ名設定・持ち物を持たせることのみ可。
詳しい大会ルールは、Twitterハッシュタグ #野生杯 で検索してみてください。

実は私が大学時代にポケモンサークルに所属していた頃は、サークル内で「野生マルチ」というルールの大会が不定期に開催されていたので、少し懐かしさを感じました。

さて、今回はこの「野生杯」に参加するにあたりどんなポケモンが活躍するか、自分の考察した内容を記したいと思います。
※本記事には画像が一切ありません。メモ書き的な感覚で目を通していただければ幸いです。

考察の流れとして、まずポケ徹を使いワイルドエリア・鎧島・冠雪原で捕まえられるポケモンについて調べ、技構成的に無駄の少ないポケモンをチョイスしました。
その中から各ポケモンについて長所短所を整理し、最終的に6匹をチョイスしました。

では、最初に候補として選んだ21匹のポケモン・技構成・長所短所を紹介します。
なお、一部例外を除き、シナリオクリア後にレベル60~65で捕まえたポケモンとします。
そしてソードを持っていないため、ソード限定のポケモンダゲキオムスター等)は選外です。
ルカリオ
コメパン・龍波・神速・インファ
長所:無駄がない技構成、龍波が剣舞ならほぼテンプレ型
短所:努力値が振れない以上脆いのは明白、襷必須
②ジュラルドン
とぎすます・ドラクロ・ラスカノ・メタバ
長所:耐性優秀、特防のみ目を潰れば優れた種族値
短所:鋼への打点がない、特性が腐り気味、メタバするにはSが高すぎる
ギギアル or ギギギアル(LV50時)
アチェンジ・ロックオン・ギアソーサー・電磁砲
長所:シナジーの良すぎる技構成
短所:特性が腐っている、技の命中率が低い
エアームド
まきびし・てっぺき・ブレバ・はねやすめ(遺伝技)
長所:頑丈持ち、耐性優秀、まきびしがステロなら一世代前のほぼテンプレ型
短所:攻撃技がブレバのみで、頑丈とシナジーが悪い
⑤ダイオウドウ
アイへ・じゃれつく・10万馬力・馬鹿力
長所:無駄がない技構成、珠力づくは凄まじい火力を期待できる
短所:鈍足
キリキザン
鉄壁・とぎすます・アイヘ・不意打ち(遺伝技)
長所:威嚇への耐性がある、タイプ一致の不意打ちにより役割遂行しやすい
短所:格闘4倍、オーラ厳選出来る場所が限定される(吹雪のげきりんの湖)
⑦コオリッポ
霰・オーロラベール・波乗り・吹雪
長所:物理相手なら安定してオーロラベールを貼れる、技範囲も無駄がない
短所:火力(特攻)が低い、特殊アタッカーに弱い
ユキメノコ
霰・鬼火・オーロラベール・シャドボ
長所:Sが高く、貴重な鬼火使い、特性雪がくれにより安定してオーロラベールを貼りやすい
短所:補助型にも関わらず耐久は並で、霰を打ったターンで弱点技が当たると成す術なく落ちる可能性が高い
ペリッパー
投げつける・白い霧・羽休め・暴風
長所:対鋼・格闘の物理型に耐性を持つ、特性の雨降らしが強力、雨暴風を打てる
短所:遺伝技含め水攻撃技が無く(LV62以上の野生個体は存在しない)、鋼を受け止めても打点に乏しい
ラプラス
パターン① 冷ビ・雨乞い・ドロポン・滅びの歌…レベル60~64
パターン② 雨乞い・ドロポン・滅びの歌・零度…レベル65(オーラ無し)
パターン③ ドロポン・滅びの歌・零度・遺伝技…レベル65(オーラあり)
※レベル60~64のオーラあり個体を厳選することは不可能
長所:種族値のバランスが良い、技の選択肢が豊富
短所:耐性はイマイチ、技構成の組み合わせが複雑
キングドラ
とぎすます・龍波・ドロポン・龍舞
長所:バランスのいい種族値及びタイプ、ダイストリームですいすいを発動させやすい
短所:補助技のシナジーが悪い、入手困難(雷雨のハニカーム島)でオーラ厳選不可
ガメノデス
シェルブレード・からやぶ・エッジ・クロスチョップ
長所:種族値・技構成に無駄がない、からやぶが決まれば無双も可能
短所:技の命中率が低い
ゴルーグ
ヘビボン・ゴーストダイブ地震・アムハン
長所:種族値・技構成に無駄がない、遺伝技がないためオーラ厳選が快適
短所:外れ特性の不器用を持つ可能性がある
バンバドロ
ヘビボン・地震・メガトンキック・馬鹿力
長所:種族値・技構成に無駄がない、持久力による物理受け性能を持つ
短所:Sが低く回復技がないため、高火力相手にゴリ押される可能性が高い
ワルビアル
イカサマ・地震・暴れる・逆鱗
長所:特性・攻撃技が強力、ダイマックス時の制圧力が高い
短所:非ダイマ時の攻撃技のクセが強い(拘りアイテムとのシナジーは良い)
イワパレス
シザクロ・ロッカ・からやぶ・岩石砲
長所:頑丈で確実に殻を破れる
短所:Sが低く破っても抜かれる可能性が高い、対鋼への打点が乏しい
⑰ヨクバリス
カウンター・種マシンガン・怒りの前歯・ゲップ
長所:高い物理受け性能からのカウンターが強力、特殊アタッカーには前歯で役割遂行可能
短所:対霊への打点が乏しい、カウンターを読まれて積まれると痛い
⑱ナゲキ
パターン① ビルドアップ・山嵐・あて身投げ・地球投げ(LV40時、8番道路)
パターン② 地球投げ・こらえる・起死回生・馬鹿力(LV60時、ワイルドエリア)
長所:特性も種族値も優秀、ビルド山嵐orこらきしのコンボが強力、防御受けには地球投げが有効
短所:格闘技しかないため、霊タイプを始めとする相性不利なポケモンには滅法弱い
カラマネロ
すりかえ・イカサマ・ひっくり返す・馬鹿力
長所:スカーフとのシナジーが抜群、対霊にはダイアークで対抗可能
短所:対策されやすい、種族値は平凡
マシェード
マジシャ・胞子・ムンフォ・夢食い
長所:胞子夢喰いのコンボが強力、悪・格闘に滅法強い
短所:種族値は割と平凡、草攻撃技を使えない、鋼に弱い
㉑ドラパルト
龍舞・ゴーストダイブ・とっしん・ドラゴンダイブ
長所:龍舞からのダイマックスが非常に強力、種族値の暴力
短所:ダイマックスが使えない・切れると不安定な技構成

上記21匹から以下の考察を経て6匹に絞り込みを行いました。
・優秀な鋼タイプが多い…鋼への打点が足りない
→ジュラルドン・エアームドペリッパーイワパレスマシェードを選外に
種族値、役割等に関する短所が目立つ
ギギギアル・コオリッポ・バンバドロ・ヨクバリス・ナゲキを選外に
・厳選難易度の高さ(考察を行ったのが大会2日前であったため)
キリキザンキングドラを断念

ラプラスワルビアルとドラパルトについては、パーティバランスの都合でやむなく選外とし、
最終的に選んだのは以下の6匹となりました。
ルカリオ(無邪気・襷)
コメパン・龍波・神速・インファ
・ダイオウドウ(意地っ張り・命の珠)
アイへ・じゃれつく・10万馬力・馬鹿力
ユキメノコ(臆病・光の粉)
霰・鬼火・オーロラベール・シャドボ
ガメノデス(陽気・オボンのみ)
シェルブレード・からやぶ・エッジ・クロスチョップ
ゴルーグ(勇敢・チョッキ)
ヘビボン・ゴーストダイブ地震・アムハン
カラマネロ(陽気・スカーフ)
すりかえ・イカサマ・ひっくり返す・馬鹿力

ーーーーーここから対戦後ーーーーー

大会お疲れ様でした。
瞬間最高レートは1573の1位、最終レートは1566(多分7位)でした。

以下、大会の感想。
・パーティに地面の一貫性があることに気づかなかった(盲点)。
ユキメノコは一回だけ出したがドラパ初手ダイマで出落ち。鋼ポケモンが多く全く選出できず。
カラマネロは刺さる時は刺さるが、やはりメタで虫ポケ採用率が高くあまり選出できず。
ガメノデスは破る暇がなかった、でも素の防御力が活かして一発耐える場面が多かった。
・残り3匹についてはほぼ期待通りの活躍をしてくれた。
ということで、基本選出はダイオウドウ・ルカリオがほぼ確定、ガメノデスゴルーグのどちらか選出…という感じでした。

私の確定選出枠が全て鋼ポケモンであるように、やはり技構成的に鋼ポケモンが強い環境なのでしょうか。
ポケモンを採用していない人はほとんどいませんでした。

個人的に対戦相手の採用率が高いと感じたのが、ドラパルト・ミミッキュガブリアスハッサム・モルペコあたりでした。
あと、ガブリアスの特性を生かすためのカバルドンを採用したり、雪降らし要因+イノムーといった組み合わせもちらほらいました。
(なぜかスターミーを採用してる人も何人かいたけど、お前メインウェポン水鉄砲だよな?という感想です)

ハッサムミミッキュについてはちゃんとタイプ一致技を使えるのに、考察から漏れてました。
また、カバルドンは眠るという強力な回復技が使える以上、十分考察するに値すると思いました。
そして、鎧島のフォルムチェンジ済みロトムが、リフスト等のフォルム依存技を使用出来るのは想定外でした。
自分の考察は思ったよりガバだったんだなぁという感じです。

自分なりにしっかり考察した割には、1600というレートの大台に届くことはなく、まだまだ考察する余地のある対戦環境だと痛感しました。
最後になりましたが、本大会を開催してくださったカビ丸さん、そして大会でマッチングした方々、どうもありがとうございました。